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C O N T E N T S |
福島県・奥会津日帰り '12.5.26 (土) 晴れ |
今回のツーリングは、昼間の時間が長いときでしかも快適なシーズンにしかできない走りをしようということで、以前から計画していた「ぐるっと奥会津周遊ツーリング」を敢行。気合いの入るツーリングになると覚悟はしていましたが、これまでで終日最長距離を記録する走りがいのある旅となりました。 |
東北道 | ||||||||||||||||||||||||
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今朝は5:00に起床。昨夜来の雨は未明には上がり、今日は天気が回復しそうな気配。 ゆっくり身支度を整えて、6:35出発。 ツーリングの目的地はどこにせよ、毎回、ルートは往路と復路が異なるように、つまり必ず一筆書きで回るよう計画を立てている。 しかし、今回は行き先が周回コースでしかも長距離が予想されるために、イレギュラーな事ながら往復の高速道路はまったく同じ路線を使用すると言うことになってしまうことをあらかじめお断りしておく。 まずは地元ならではの裏ルートを通って、浦和ICから東北道にのる。 先月の「白河日帰りツーリング」以降、まったくバイクを始動しておらず、しかも始業前点検も満足にしていないので、3月のトラブルの件もあり、多少不安だったので、少々様子を見ながらの走行となる。 交通量はさして多くはないが、かといって空いてもいない微妙な流れ方。 今日は天気も良く、絶好の行楽日和ということもあってかクルマもバイクも数が多い。 混雑が予想されたことと前回のツーリング時に給油して帰宅したので、しばらく給油の必要がないことから、蓮田SAをパスして羽生PAで小休止。 ここでさえも車やバイクの数が多い。 トイレ休憩、給水休憩程度ですぐに出発。 本線上は相変わらずゆるい込み具合で可もなく不可もない走りが続く。 こういうとき他の路線、例えば常磐道を使っていたらもっと流れていたのだろうかと考えるのは悪いクセ。 ぼんやりと法定速度で流す程度で走る。 都賀西方PAで小休止。 あれほど見かけたバイクの数がここへ来て急に減る。毎度不思議に思うのだが、都心からまだ80km程度のこの場所で、みんなどこへ行ってしまうのだろうか。 矢板ICまで一気に走りきり、一般道へ下りる。 |
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道の駅「やいた」 | ||||||||||||||||||||||||
K30を走り、道の駅「やいた」で小休止。 この道の駅は最近出来た施設で、以前、霧降高原へ行った「日立〜霧降日帰りツーリング」の際にこの付近を通ったときはまだ無かったはずである。 ここでは福島ナンバーのマスツーリング集団も休憩中。年齢層もばらばらのこの集団は何のつながりでどこへ向かうのか、聞きそびれてしまった。 それにしてもおじさんもおばさんもみんな気分だけは若い。がんばれ。 そういう自分こそがんばれ。 K30をさらに北上。道幅はそこそこだが、それほど交通量も多くなく、信号もほとんど無いので走りやすい。 東北道を利用して関東方面から奥会津へ入る場合、西那須野塩原ICからR400を通るのが一般的と思われるが、今回のように1つ手前の矢板ICでおりて、R400へアクセスするのも選択肢の1つとなる。 また帰京時、R400が混雑している場合もこのルートで東北道へ出るのも悪くない。 |
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がま石トンネル | ||||||||||||||||||||||||
道はやがてR400と交差。R400に入る。 走り慣れたR400だが、山間を縫うようなワインディングに突然、新設された「がま石トンネル」が出現。昨秋には完成していたようだが、ここしばらく通っていなかったということになる。 もっとも番外編として今年の2月にバスツアーを利用して冬の大内宿に行っているので、その時に初めて知ったという事実もある。 このトンネル、距離はそれほどないが、これで狭いワインディングを迂回するようになっていて、しかも従来のワインディングは閉鎖されずに供用されているので、今回は敢えて旧道となったワインディングを走ってみる。 トンネルの開通で便利にはなっただろうが、新緑や紅葉の時期はやはり旧道の方が楽しめるように思う。 |
施工主もそのあたりのことを考慮しての供用なのだろう。ただし、トンネルの双方の出入り口付近に旧道との交点があるので、通過時には注意が必要。 道路が改修された箇所は他にもあり、塩原温泉街をまるまる迂回するようバイパスが新設されている。 このバイパスのおかげで狭い温泉街を通らずに済み、大幅に時間も短縮される。 バイパスは道幅も広く走りやすい。 宿泊など目的意識を持った客は旧道へ、そうでない通過するだけの客はバイパスへということになるのだろうが、しかし、これでますます温泉街へは足が遠のくのではないかと要らぬ心配もしてみたりする。 上三依からR121へ入る。 |
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会津西街道/道の駅「番屋」 | ||||||||||||||||||||||||
これまで気にはなっていたが、「会津西街道」のこの付近はR121、R352、R400の三路線の国道が共有している区間である。 そのため路線標識も写真のように「三兄弟状態」になっている。 福島県に入り、道の駅「たじま」で小休止。 R352とR121の交点を左折し、R352に入る。 |
道の駅「番屋」で小休止。 ここも新設された道の駅だが、おそらく以前からあった飲食店に「道の駅」の冠をのせただけと思われる。そのために飲食店のみで土産物などの物販コーナーはない。 |
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食堂かねまる | ||||||||||||||||||||||||
「食堂かねまる」で食事休憩。「Touring Mapple」でも紹介されている同店の「会津高原ラーメン」を食す。これは『山菜やキノコがたっぷり入った』ラーメンで、いわゆるご当地グルメの類。 ちなみに「Touring Mapple」などでは「かねまる食堂」と表記されているが、正しくは「食堂かねまる」。 食堂かねまる Tel:0241-78-2055 福島県南会津郡南会津町松戸原313 無休 営:11:00〜18:00 |
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R401/R289/花泉Cafe | ||||||||||||||||||||||||
R401とR352の交点を右折、R401に入る。 ちなみにここを左折して、R352を入ると、檜枝岐村を経由して尾瀬方面や新潟県・魚沼市に至る山岳県境ルートとなる。 R401を北上。このあたりになるとクルマよりもツーリストのバイクの方が多くなる。それでも途中のR289との交点で田島方面へ戻っていくバイクが多く、奥会津を周回しようという物好きはそんなに多くない。 ここから北はR289に入る。 伊北と伊南の境、界(さかい)到着。 今回のツーリングの目的の一つ。前回に引き続き「Fukushima Rider'sナビ」の Riders Pitに登録されている「花泉Cafe」に立ち寄る。 予想通り、今回もまた前回の白河同様、目指す店舗へ辿り着くのに四苦八苦。しばらく周辺付近を走り回ってようやく見つける。 店舗は主要道路のR289から一本裏に入った場所。 |
主要道路に大看板を掲げろとは言わないまでも、せめて何らかの目印ぐらいは置いて欲しいものだ。 同店のホームページには小じゃれにデザインされたマップが掲載されているが、迷うことなく確実に辿り着くためには簡略化されたものではなく、正確なマップを掲載していただきたい。 お店に到着すると花泉酒造の社長と思われる方が対応してくださるが、お忙しいようで立ち話程度で早々に愛車のCB750 Fourで立ち去る。 ちょうど食事を摂ったばかりだったので、カフェでは冷たいものを注文し、来訪記念のRISEロゴ・ステッカーを頂いてこちらも早々に出発。 花泉Cafe Blog 福島県南会津郡南会津町界字中田646-1 Tel:0241-73-2300 営:10:00〜22:00 |
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JR只見駅 | ||||||||||||||||||||||||
R289をさらに走り、只見到着。道中、交通量も少なく信号もほとんど無いので快適に走れる。 只見駅で小休止。付近にはまだ残雪もあり、今年の冬がいかに厳しかったがよく分かる。 |
只見駅舎へ来たのは、'05年の「岩室温泉ツーリング」の往路以来、実に7年ぶり。当時の写真と見比べてみると、多少外観がシンプルになっているのが分かる。これも時の流れ故か。 | |||||||||||||||||||||||
R252 | ||||||||||||||||||||||||
只見からR252に入る。福島県と言えばどうしても3.11の震災だけが取り上げられがちだが、奥会津地方では同じ年の7月には観測が始まって以来の豪雨が降り、只見川も複数か所で決壊するなどの被害が出た。 R289とR252の交点、堅盤橋付近でもまだその爪痕が残っていて、自然の驚異をまざまざと見せつけている。 R252や只見川と平行する只見線でも、途中の橋梁のいくつかが破壊され、心が痛む。 まだまだ復旧されていないようだが、震災と同様、一日でも早い復興を願うばかり。 それ以外、R252は快適に走ることが出来る快走路だが、強いてあげるなら道中、ほとんど休憩ポイントがないのが難点といえば難点。 |
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道の駅「尾瀬街道みしま宿」 | ||||||||||||||||||||||||
ようやく、道の駅「尾瀬街道みしま宿」に到着、小休止。 軽い疲労感が心地よい。ここまた新設された道の駅で、これまででは比較的大きな施設がある。この付近まで来ると、R49や磐越道が近いこともありライダーの数も多く見かける。 R252をさらに北上し、柳津の手前から広域農道「会津パールライン」に入る。 この道は以前、ネットで知り合った方から会津若松方面へのショートカット・ルートとして教えてもらった道で、いつか走ってみたいと思っていた場所。 R252からの分岐点では「会津パールライン」の表示はないので分かり難いが、「昭和」方面への表示と「広域農道」の表示を目指せば、難なく入ることが出来る。 |
「会津パールライン」もまた交通量が少なく、信号もないので快適に、しかも適度なワインディングも楽しめる道。 北側に並行し、交通量の多いR49を避けられることを考えれば、この裏ルートの存在はありがたい。 K72に交差したところで南下。この道もまた会津若松から南下するR118と並行している裏ルートにあたり、地元ナンバーを中心に交通量は多少多めになるが、混雑するほどではない。 予定ではこのまま南下して大内宿へ至るつもりだったが、すでに村内の閉店時間である17:00が近かったので、今回は大内宿行きをパスしてK131との交点からK23を経由して、R118〜R121へ出る。 大内宿へ立ち寄るには時間が足りないが、かといってそのままR289を経由して白河に出るには時間が早すぎるので、R121をそのまま南下。 |
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道の駅「たじま」/千本松牧場 | ||||||||||||||||||||||||
田島を経由して再び道の駅「たじま」へ立ち寄って小休止。 ちょうど5時間前に同じ場所にいたと思うと何とも奇妙な気分。 逆に言えば、5時間あれば奥会津をぐるっと一周できることになる。 同じルートを回ろうと考えている方は参考にされたい。 ここからは往路とまったく同じルート。R121を南下し、上三依からR400へ入る。塩原バイパスで塩原温泉街を迂回し、今度は「がま石トンネル」を抜けて、千本松牧場まで一気に走り抜ける。 |
千本松牧場で小休止。震災以降めっきり客足が遠のいてしまったようで、本来なら営業しているはずの時間帯にも関わらず、レストランも土産門店もすでに閉店。 このままでは営業すら危ないのではないかと余計な心配をしてしまう。高速道にのる前の貴重な休憩拠点だけにがんばって営業を続けて欲しい場所である。 |
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東北道 | ||||||||||||||||||||||||
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西那須野塩原ICから東北道にのる。 矢板北PAを過ぎるあたりから突然の降雨に遭遇。止まる場所も無ければ、レインウエアも持参していないので、そのまま雨中走行を続ける。 土砂降りだったのはほんの数キロで、上河内SAに到着する頃にはすっかりドライ状態。 とはいえ、ずぶ濡れ状態だったので気分転換も兼ねて、上河内SAで食事休憩。 一般道ではあれほど見かけたはずのライダーも、この付近では皆無。 なんだか自分たちだけが取り残されて、ずぶ濡れになったようで損した気分になる。 半乾きのまま出発。 この先は雨の心配もなく快適に流れている。どうやら那須越え特有の境地的通り雨だったようだ。 |
佐野SAで給油休憩。 高速道路では法定速度内で抑え気味に、一般道ではややハイペース走行のためか、どちらもほとんど同じ燃費の数値を示す。 蓮田SAで小休止。 このSAの二輪駐車スペースがレイアウト変更になったことは前回の「白河日帰りツーリング」でも報告したが、肝心の写真を撮影していなかったので改めて撮影。クルマとは異なる方向を向くレイアウトなので、改修前よりは駐車が楽になった気がする。 浦和ICで一般道へ下りる。 一般道は流れも良く、いつもの裏道も快適な走り。 22:49、無事帰宅。 本日の走行距離:605km/所要時間:16h14min。 |
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奥会津日帰りツーリング |