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C O N T E N T S |
福島県・土湯温泉-2 '07.4.27 (金) 晴れ |
今シーズン最初の温泉一泊ツーリングは福島県の土湯温泉を目指します。今回は突然の悪天気に振り回されるなどトラブル続きでしたが、至る所で桜を見ることが出来て、その点では大満足のツーリングとなりました。 |
土湯温泉 | ||||||||||||||||||||||||
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昨夜はかなり早めに就寝した為に今朝は5:00には目が覚めてしまう。 その後、二度寝を楽しみつつ、6:00には完全に起きる。 窓の外を見るとなんと小雪が舞っている。 積もるほどではないもののこの時期の雪にイヤな予感がよぎる。 とりあえず温泉街の朝の散策と足湯を楽しむが、入れたのは昨夜と同じ「月の湯ぶじぇ」だけ。 他に荒川大橋のたもとにある「かじかの湯」と温泉街の中心にある「下の湯」を巡るが、どちらも営業時間前だったのでまだ湯も張られていない状態。 残念だが早々に宿に引き揚げる。冷えた体をさっそく朝風呂で温める。 期待していなかった朝食だが、予想通りシンプルなメニューが並びそれなりの味である。 悲しいことに空腹を感じていたので、それなりの味であっても完食してしまう。 朝食後、チェックイン前に昨日の雨天走行で汚れてしまったバイクをきれいにしようと宿に交渉すると、なんと表に設置された散水用シャワーとブラシを快く提供してくれる。 当然ながら、自宅で行うような丸洗いは出来なかったが、簡単な洗車で気分良く走行するには問題のない程度まで汚れを洗い落とすことが出来た。 宿には申し訳ないが、これが唯一、この旅館で得した気分にさせられた出来事である。 チェックアウト後、宿の土産物コーナーで土産を選んで宅配便で自宅へ送るよう手配を済ませる。 ロビーでコーヒーを飲んだ後、10:15、土湯温泉を出発。 |
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R115/K70 | ||||||||||||||||||||||||
まずはR115を下り、K5(フルーツライン)を経て、K70を上る。 懐かしの「安達屋旅館」の前を過ぎ、磐梯吾妻スカイラインの料金所へ向かう。 ところが昨夜の雨で路面が凍結。走行には滑り止めが必要とのこと。 当然の事ながらバイクでの走行は不可能で、やむなく同じルートで土湯まで戻る。 |
この間、約1時間、43キロは何だったのだろうかと土湯温泉を通り過ぎる。 せめてどこかでスカイラインの道路状況が分かっていたならと悔やむことしきり。 だが、よく考えたらこの方向からスカイラインを目指すなら逆方向なので、掲示板を一切見かけなくても仕方のないことではあるのだが。 |
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道の駅「つちゆ」/R115 | ||||||||||||||||||||||||
R115を上り、道の駅「つちゆ」で小休止。はるか遠くに雪をかぶった吾妻小富士が望める。さらにR115を進み、裏磐梯へ入る。 | 余談だが、R115・箕輪付近からあの有名な横向温泉ロッジが望めることを発見。もちろん、立ち寄る勇気もないので先を急ぐ。 | |||||||||||||||||||||||
諸橋近代美術館 | ||||||||||||||||||||||||
スカイラインを走れなくなったことで時間に余裕が出来たので、以前から気になっていた諸橋近代美術館に立ち寄る。 内容はサルバドーレ・ダリの常設展とマリー・ローランサンの企画展。企画展の内容はともかく、ここの売りであるダリの作品群が果たして本物なのかどうかはやや懐疑的。 例えば、別の展示会でも見たことのある「引き出しのあるビーナス」だが、その時の印象としては同作品のベースとなっている「ミロのビーナス」とほぼ同じ大きさであったと記憶している。 しかし、ここの展示品では、それよりもかなり大きい。真偽のほどはともかく、一応、ここでダリに関するグッズを購入。 |
大きな収穫だったのは入り口付近に設置されたガチャポンで、なんと石膏像のミニチュアを入手。大学浪人時代、石膏デッサンでこれらの胸像を描くのにどれだけ苦労させられたことか。 今回は小銭がなかったので2回ほどで止めておいたが、また機会あれば立ち寄って他を入手できるよう挑戦しよう。 諸橋近代美術館 Homepage 福島県北塩原村大字桧原字剣ヶ峰1093-23 Tel : 0241-37-1088 |
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K322 | ||||||||||||||||||||||||
R459を西に進み、道の駅「裏磐梯」を経由して、K69〜K337〜K332〜塩川広域農道からK21に入る。 | 会青橋を渡った後、K72に直接至るルートに挑戦するが左折し損ない、そのままK21〜R49を経てK72に入る。 | |||||||||||||||||||||||
大内宿 | ||||||||||||||||||||||||
K72からK131に入り、氷玉トンネルを抜ける。 K131はやはり北から入った方がワインディングを満喫できる。上りのトルクがかかっていることで、コーナーに切ってある 溝もさほど気にならない。 大内ダムを越えて大内宿に到着。バイクの駐車スペースがふさがっていた為に特別処置として駐車料金を無料にしてもらう。 しかし、遅い時間だった為に三澤屋でけんちん蕎麦と岩魚の塩焼を食しただけで村内を見る時間が無くなってしまう。 その分、駐車場のオジサンたちと雑談で盛り上がり、なぜかシュークリームをいただく。 |
口は悪いけど、みんないい人ばっかりでまた大内宿への好感度が上がる。また来ようと思わせる何かがあるから不思議だ。 その後はいつものルートで、R121に出て先を急ぐ。いつの間にか後方にテント一式を山積みしたオフローダーが追従している。 振り切るつもりはないのだが、こちらは寒さが厳しくなってきたのでややハイペースで走ると、彼もまた同じように付いてくる。 こうなるとなんとなく奇妙な連帯感が生まれ、彼の存在を気にしつつ走るからツーリングとは不思議なものだ。 結局、道の駅「たじま」で休憩するまでの1時間、3台でつるんで走ることになる。 |
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東北道 | ||||||||||||||||||||||||
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休憩後、R400〜那須塩原を経て西那須野塩原ICから東北道にのる。 順調に流れているのだが、寒さがきつくペースを上げられない。 上河内SAで小休止。帰路の高速でもバイクはほとんど見かけない。法定速度で流す。 佐野SAで給油休憩。宇都宮を過ぎてからやや寒さはなくなるもののそれでも横風がきつい。 |
蓮田SAで食事休憩。 浦和ICで高速を下りる。一般道を経て、23:18、無事帰宅。 今回は天気と気温にかなり振り回されたが、いたる所で桜を見ることが出来て、その点では大満足のツーリングであった。 本日の走行距離:398km/所要時間:13h03min。 |
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土湯温泉ツーリング 初日/土湯温泉ツーリング 二日目 |