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C O N T E N T S |
福島県・飯坂温泉-1 '08.10.3 (金) 曇り後晴れ |
'1年半ぶりの温泉ツーリングは、降雪で走れなかった有料道路のリベンジ、ネット仲間に評判の店の探訪、開通した道路の走破と盛りだくさんの旅です。 |
常磐道 | ||||||
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先週出かける予定だったツーリングが、当日の寝坊で一週間先延ばしで今日に至る。 今回は寝坊することなく、5時に起床。 昨夜はいつものと変わらない1時過ぎに就寝したので、睡眠時間もいつもと変わらないはずだが、就寝前に寝酒代わりのビールを引っかけて床に就いたので、睡眠時間が短いにも関わらず熟睡できたようだ。 夏を挟んで前回から約4ヶ月ぶりのツーリングで服装選びに難儀。迷うほど多くのジャケットを持っているわけではないのだが、夏用はもう無理としても冬用を出すべきか、春秋用でも大丈夫なのか。ほんの少し間隔を開けるとこういう点でも迷うことが多い。 結局、春秋用の身支度で6:35出発。 まずはR4に出て北上。外環道の側道、R298に入る。思いのほか道は流れていて、渋滞もなく30分ほどで三郷IC到着。常磐道にのる。 |
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守谷SAで小休止。平日のために我々以外にバイクの姿はない。 ネットで知り合った方から、この守谷SAにSTARBUCKSがあることを知らされる。 これまで何度となく利用してきたが、この守谷SAにそんなものがあっただろうかと懐疑的であったが、なんと敷地内の一番外れにちゃんとあるではないか。それも本格的にテラス席まで設けてある。 二輪用駐車スペースからは一番遠い場所だから気付かなかったのか。 さっそく来店して、いつもオーダーするトール・ソイラテ+エスプレッソ・ショットを注文。いつもの味が高速道のSAで楽しめるとは、なんとなく妙な気分。しばし、まったりとした時間を過ごす。 自宅から1時間弱。旅は始まったばかり。小休止でトール・サイズはやり過ぎだったかとちょっと反省。長居しすぎた。先を急ぐ。 平日とはいえ、いや平日だからこそクルマ、それも商業車が多く、ペースを上げられない。 |
もっとも前回の「いわき〜南会津日帰りツーリング」では、調子に乗っていて、キャッチアップされ損なったので、その二の舞とならないよう今回は安全運転+燃費向上のためにも、法定速度内で流すつもりだから、多少の混雑は問題ないのだが。 友部SAで給油休憩。ここでも他のバイクの姿はない。 徐々に天気も晴れてきて気温も程良い具合。気分は最高。 常磐道も水戸を過ぎると交通量がだいぶ減り、走りやすくなる。 直線路では遙か彼方の前方と後方にクルマを確認できる程度の交通量。 ここから先はトンネルが多くなり、つい自慢の排気音を愉しみたくなるが、ガマンガマン。 中郷SAで小休止。ここでも二輪の駐車スペースは貸しきり状態。 湯ノ岳PAで最後の小休止。高速道を下りるとしばらくは休憩場所もないルートを走るので、トイレ休憩と飲み物を購入。 いわき中央ICで常磐道を下りる。 |
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R399 | ||||||
これまたネットで知り合ったいわき方面の方から教えて頂いていながら、これまで何度か挑戦して、そのたびに自分の確認ミスでうまくいかなかったR399へのアクセス・ルートに再挑戦。 今回やっとK248経由でR399にアクセスできる。ただし、最後に右折する箇所を間違え、一つ先から右折して遠回りするという凡ミスがあったが、これは許容範囲。 前回走行した時のR399は途中工事箇所もあったりで、不満も残ったが今回はそうした箇所はなく快適そのもの。 ただし、季節柄、落ち葉が多く、路肩の見極めが少々難しくなっている。川内村までは狭路も多くペースは上げられない。 |
途中、何カ所かで対向車で遭遇するが、どの車両も減速したり一時停止して道を譲ってくれる。ドライバーの好意に感謝。 しかし、一度だけ地元ナンバーの兄ちゃんが運転するクルマが突進してきて、その間隔、わずか50cmほど。あやうく正面衝突するところであった。先方もよほどパニクったようで、すれ違いざまの表情はビビリ顔であった。 こちらが先読みして減速してたから助かったが、先方がわずかでもアウトに膨らんだら危なかった。気を引き締めて安全運転。 川内村を過ぎると道は平坦部となり、R399はかなり快適になる。交通量も少なく、ペースを上げて走れる。 |
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HOT HOUSE | ||||||
R399とR288の交点。「HOT HOUSE」で遅めの昼食休憩。 ここもネットで知り合った南会津方面の方たちが以前に来店されて気になっていたお店。 その時の様子がかなり盛り上がっていて、グルメな彼らが遠路やって来るほどの店なら、味には定評があるだろうと立ち寄ってみる。 そうでなくても以前、「赤湯温泉ツーリング」の帰路で、R288からR399へ入る場合の目印として、ここの看板だけは記憶していたのだ。 店内は、どこにでもあるドライブイン風だが、昔ながらの洋食屋風でもあり少しホッと出来る雰囲気。 |
しかし、注文したハンバーグの味は絶品。都内にもステーキとハンバーグのうまい店は数多くあるが、それ以上の味とそれ以下の料金には大満足。 他にも牛タンシチューやポークソテーなど気になるメニューがたくさん。次回以降への楽しみとしよう。 HOT HOUSE 福島県田村市都路町古道戸田平105-1 ※震災以降、船引に移転して営業再開しているとのことです。 |
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R399/道の駅「川俣」 | ||||||
R288を経由して再びR399へ入る。ペースは順調。快走路が続く。 R114を経由してR399をさらに北上。 ここまで順調に走ってきたが、K31との交点で道を間違え、名も無き農道へ入り込む。どうやら道を間違えたようだが、ここは余裕で地図で現在地を確認しながら小休止。 間もなくK12へ出て、川俣を目指す。R114へ出て西へ進路を取る。 道の駅「川俣」で小休止。 当初は道中のどこかで梨狩りを予定してたが、時間的余裕がないのでお土産用に梨を購入して、宅配で別送する。 ここで年輩の方から話しかけられ、しばし雑談。ついでにここから飯坂までの近道ルートを訊ねるが、彼の推奨ルートは渋滞する市内を避けてR114の旧道を走り、R115を経由してフルーツラインから飯坂へ至ると言うもの。 |
これなら渋滞は回避できるかもしれないが、それにしても距離がある過ぎだろうと懐疑的になる。アドバイスに感謝しつつ、結局、R114をそのまま進み、福島市内でR4に入り北上。 渋滞のレベルをどこまでで判断するかは、個人の主観に依るところが大きいが、少なくとも東京のレベルでの渋滞とは、道路上が無料駐車場状態、もしくは歩行者にも抜かれる状態を指す。 そこからすれば地方都市の渋滞などは、込んでいるレベルにも届かない。R4も交通量こそ多いが、一度の信号で抜けられるのでむしろ順調と言うべき。 R4とR399の交点からR399へ入る。ほどなく飯坂入り。 ここからは宿の地図を頼りに宿を目指すが、昔ながらの温泉街は一方通行や坂道、狭路が多く走りにくい。さらに予想したとおり、しっかりと道を間違え、温泉街を右往左往。 |
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飯坂温泉「祭屋湯左衛門」 | ||||||
「かみのやま温泉ツーリング」や「穴原温泉ツーリング」で利用した道を経由して、ようやく本日の宿「祭屋湯左衛門」に到着。 宿のご厚意で一般駐車場ではなく、ひさしの付いた駐輪スペースにバイクを停める。 宿は老舗旅館だが、近年、建て替えたと言うことで建物自体はきれい。ロビーの吹き抜けは祭屋台の提灯が飾られ、宿の名称はこの土地で毎年行われる秋祭りに由来しているということだが、奇しくもその祭の開催は翌日からというタイミング。ただ残念ながら翌日は帰京するので、その祭は楽しめそうにもない。 今回のチェックインは予定していた時間よりやや早めであったために、部屋でしばしのんびり過ごせる。 風呂は男女とも同じ作りで内湯、ジャグジー付き露天、寝湯、打たせ湯と種類も豊富。近年では久々のヒットの宿である。 ただし、夕食に関してはまったくダメである。 温かい鍋料理が二つも付きながら、揚げ物の天ぷらと焼き物は完全に冷めた状態で出てきてしまっている。 板前さんには申し訳ないが、抗議の意味でそれらだけは食べ残しの状態で返す。 今回の宿泊者は我々を含めても全6組、人数にしても20人に満たない数だ。これだけの数で30分単位で食事の時間を確約しているなら、そのつど揚げ物、焼き物を作ってもそんなに手間はかからないだろう。仮に手間がかかるなら食事時間を割り振らず、一括すれば温かいものをそのまま出せるだろうに。 各客室名には日本各地の祭の名称が付けられたり、間違い防止のために脱衣場の籠には湯や宿に関した名言が記され、果ては座布団、湯飲み、箸入れに至るまで、宿のロゴが印され、宿のコンセプトは明確に打ち出された演出がされているだけに、肝心の料理でこのような手抜きがあったことは残念至極。 浴場や部屋は申し分ないが、こうしたハードは良くてもそこを運用する人、つまりソフトの部分が付いて行けなければ何にもならない。 飯坂温泉は総体的に客足が遠のいていると聞く。一軒でも努力を怠ることが、総じて全体の評判を落としてしまうのかもしれない。 睡眠不足と疲れ、酔いも手伝って22:00就寝。 本日の走行距離:344km。 所要時間:9h50min。 祭屋湯左衛門 福島市飯坂町字鍋沢4-1 Tel.024-542-2345 Homepage |
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飯坂温泉ツーリング 初日/飯坂温泉ツーリング 二日目 |