HOME > TOURING REPORT > TOURING '05 遠刈田温泉ツーリング-1

C O N T E N T S

常磐道
Map
ルートマップ(囲み罫と番号は「Touring Mapple・関東甲信越版/東北版」のページ)
ツーリング初日。
久々のツーリングの為か昨夜はなかなか寝付けず、結局、きちんと寝たのかどうかも分からないまま朝を迎える。当然、かなりの寝不足気味。それでも5時半に起床し、コーヒーを飲みながらゆっくりと出発の準備を整える。
6:50出発。前回のツーリングと同様、4号線からR298に入り、東京外環道下を三郷ICへ。この時間帯なら三郷ICへは旧道経由でもそれほど渋滞はしていないし、時間もそんなに違わないのだろうが、気分的にゴーストップの回数が少ないことからもこのルートの方が楽な気がする。三郷ICから常磐道にのる。
五十日の影響で多少の渋滞も懸念されたが、常磐道はそれほど混んでおらず、順調に流れている。
守谷SA、友部SAで休憩をとり、中郷SAで給油。
いつもならここで昼食を取るのだが、今回は行きたい店があったので我慢して先を急ぐ。いわき四倉ICで一般道へ降りる。
三郷IC
三郷IC
守谷SA
守谷SA
友部SA
友部SA
中郷SA
中郷SA
四倉PA
四倉PA
いわき四倉IC
いわき四倉IC
R34-R35
活力屋
麺処「活力屋」
いわき四倉ICから阿武隈山地縦走ルート、R34へ入り北上。いつきても思う事だが、福島県の道路はどこを走っても路面状況がよく、クルマも少ないので走りやすい。今回のこのルートも県道にもかかわらず国道と遜色のない道路状況に大満足。走っていて楽しくなる道だ。
途中で昼食を予定していた「活力屋」へ立ち寄るが、なんと金曜日は定休日との張り紙。楽しみに走ってきただけに残念。仕方がないので写真だけ撮影して先を急ぐ。ちなみにこの店は蕎麦屋だと思っていたのだが、実は同じ麺でもラーメン屋であった。
途中、昨年の「村杉温泉ツーリング」と同じルートを通り、R34、R35と北上を続ける。蕎麦を食べるつもりでいたので、お腹はすっかり蕎麦モード。今さら他の食事も思いつかず、意地でも蕎麦を食ってやるとその気になってしまっている。
途中でめん処ののぼりを見つけ、R35から小道に入り込む。しかし、食堂らしきものは見あたらず、果たしてあののぼりは正しかったのかと疑いだした頃、ごく普通の民家風のめん処「さつき」を発見。
建物も新しく、店員さんもややシロウトっぽい感じからまだオープンして間もないようだが、注文した蕎麦はなかなかの美味。偶然見つけた割には及第点であった。
麺処「さつき」
めん処「さつき」
さつきそば
さつきそば ¥800(1日限定20食)
山かけそば
山かけそば ¥750
相馬
その後、さらに北上し、相馬市の手前で日立木方面へR164を入る。市道だけあって、おそろしく道幅の狭い箇所もあるが日立木駅を経由してR6に出る。
R6に出て道の駅「そうま」で休憩。今回のツーリングでは東北地域で開催されている『東北「道の駅」スタンプラリー2005』に参加しようと可能な範囲で道中にある道の駅に立ち寄り、スタンプを収集する事にしていた。
まずはスタンプ手帳を購入し、記念すべき一つ目のスタンプを押す。
小休憩後、R6からR271に入り大州松川浦ラインを走る。松林沿いの道を過ぎると一面、太平洋を見渡せる場所に出る。
これこそ、昨年の「穴原温泉ツーリング」の帰路で撮影したかった風景だった。松川浦大橋を渡り、R113へ入る。
松川浦大橋
松川浦大橋
道の駅「そうま」
道の駅「そうま」
大州松川浦ライン
大州松川浦ライン
遠刈田温泉
遠刈田大橋
遠刈田大橋
西へルートをとり丸森町を目指す。ここでもクルマはさほど多くなく、快適に走る。丸森橋を渡ったところで北にルートをとり、角田市を目指す。この辺からクルマが多くなりペースを上げられなくなる。
角田市入り口で標識を見落としたようで道に迷う。方角的にはここから西へ向かうので、勘を頼りどうにかR113へ戻る。
ここからは標識で確認しながら白石市を目指す。今回のルートでは相馬市と白石市の通過で道に迷う可能性を懸念していたのだが、特に問題もなく白石市内からR4に入り、そのまま蔵王方面へのR12へ入る。
R12は蔵王へのルートということもあり、クルマが多くペースは上げられない。どうにか予定していた時間までに遠刈田温泉に到着。
遠刈田温泉を見渡せる場所を探し、写真撮影をして旅館に向かう。
写真の遠刈田大橋は白石から峠越えで遠刈田に至るR457に架かる橋で、この橋の向こうが遠刈田温泉街である。当初はこのルートを走る予定だったが、このR457は国道にもかかわらず、県道のR12に比べて路面状況が良くなさそうなので、R12で遠刈田温泉にたどり着いた。
実際のところR457の状況はどうであったのか未確認だが、大型車が通る割には道幅が狭い箇所もあるということで、山形県と同様宮城県もまた三桁の国道には注意しなければならないだろう。
遠刈田温泉「かっぱの宿 旅館三治郎」
旅館前
旅館前
ロビー
ロビー
町全体はこじんまりとしていて、道も狭いが迷うことなく16:48、宿に到着。
ところがバイクの駐車場所を巡って宿と一悶着。この宿は旅館と立ち寄り湯の双方を経営していて、それぞれの客が高台にある駐車場に混在してクルマを停めるのだが、チェックイン時にはまだクルマの出入りも多く、そうした場所にバイクを停めるのはやや抵抗感がある。
そこで宿の前にある駐車スペースにバイクを停めさせてくれるよう交渉するのだが、そこは身体障害者の為の駐車スペースだから許可できないと言う。
それは理解できるのだが、バイク二台で全スペースを占領するわけではないし、今日に限ってはここを必要とする宿泊客はいない様子で、こちらとしては旅館からそう遠くない場所にバイクを停めたいだけなのだが、マニュアル的な拒絶の対応しか返ってこない。
これでは埒が明かないので最終的には女将と直接交渉し、どうにか許可を得て写真のように旅館前に駐車する事が出来た。
後で分かった事だが、旅館側ではこれまでバイクでの団体客はあったものの個人客は初めてで、ライダーがバイクにどれだけ愛着を持っているかが理解できなかったようだ。
さらにクルマの駐車を巡っては過去に接触事故の賠償を請求されたことがあり、万一の場合の対処にひどく神経質になっていたようだ。
こちらも他のクルマによるバイクの転倒や破損で賠償責任を問いただしているのではなく、事前の対応策について駐車場所にこだわっただけで、いずれにしても双方に意見の相違と理解不足があっただけのようだ。
さて、チェックインすると案内された部屋の眺望は最高の部屋で休憩後、さっそく風呂を楽しむ。
館内は大正ロマン風の古風で落ち着いたインテリアでまとめられ、宿のシンボルであるかっぱのオブジェが多く配置されている。チェックイン時の対応は別として、旅館のハード、ソフトとも及第点。露天風呂からの眺望もなかなか、夕食も程良い量とバランスで大満足。
本日回った道の駅は1箇所のみ。

本日の走行距離:385km。
所要時間:9h38min。

かっぱの宿 旅館三治郎 Homepage
宮城県遠刈田郡蔵王町遠刈田温泉本町3
Tel : 0224-34-2216
客室
客室 403
部屋からの眺望
部屋からの眺望
夕食
夕食
地ビール
三治郎特製地ビール
かっぱの宴
オブジェ「かっぱの宴」
かっぱの綱引き
オブジェ「カッパの綱引き」
遠刈田温泉ツーリング 初日/遠刈田温泉ツーリング 二日目

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