HOME > TOURING REPORT > TOURING '05 麒麟山温泉ツーリング-1

C O N T E N T S

東北道
Map
ルートマップ(囲み罫と番号は「Touring Mapple・関東甲信越版」のページ)
蓮田SA
蓮田SA
佐野SA
佐野SA
上河内SA
上河内SA
ツーリング初日。
今朝は余裕を持たせて6時に起床。のんびりと準備を整える。
7:00出発。さすがにこの時間は冷え込んでいて、秋も終盤にさしかかっていることを感じさせる。
まずは一般道を通って浦和ICに出る。
浦和ICまでの道のりは平日だと通勤車が多く多少込んでいるのだが、休日は逆に空いていてスムーズに走れる。
そんなわけで浦和ICまでは順調に進めたのだが、東北道にのってからは状況が一変する。
インターネットで事前に調べていたので、多少の混雑は覚悟していたが、まさかこれほど込んでいるとは予想外の状況であった。
まずは蓮田SAで小休止。
案の定、クルマだけでなくバイクも相当の数が出ていて、いつもはガラガラの駐車スペースも溢れかえっている。ここから先、久喜〜加須〜羽生間は一番混雑がひどく40km/h程度のノロノロ状態。
どうにか合法的範囲内で車列を泳ぐように走るが、ペースはまったく上げられない。
佐野SAでも状況は変わらずクルマもバイクも満車状態。
久しぶりの休日ツーリングであるが、サンデー・ツーリストはこういう状況に慣れているのだろうか。混雑状態に不満を漏らすでもなく、むしろ楽しんでいるような雰囲気すらある。
その後は多少流れもスムーズになるが、それでも平日の比ではなくペースは遅め。
宇都宮Jctを過ぎ、日光方面へ向かうクルマが減ったことで、宇都宮以北は多少クルマも減る。
しかし上河内SAでもバイクの満車状態は解消されず、さらに増えたような印象を受ける。事実、クルマの渋滞は完全に解消されたわけではないことを後になって思い知る。
西那須野塩原ICで一般道に降りる。
道の駅「にしなすの」/道の駅「たじま」/手打ちそば処「かいなり」
道の駅「にしなすの」
道の駅「にしなすの」
この時点で予定時間よりも1時間以上の遅れ。西那須野塩原ICからR400を東に走り、道の駅「にしなすの」に立ち寄る。
ここは先週の「西那須野日帰りツーリング」で立ち寄った際に時間外でスタンプを押せなかった場所である。しっかりとスタンプを捺印して出発。
多少雨がぱらつくが本降りには至らず。R400を西那須野塩原IC入口まで戻り塩原を目指すが、ここでクルマの大渋滞に捕まる。
塩原温泉郷を抜けるまでの約16キロ間は、路肩もほとんどない山岳路で、ノロノロ状態のまま車列から抜けることが出来きず塩原を超える。
温泉郷を抜けてどうにかそこそこ走れる状態になるが、依然としてクルマは多い。とりわけこの時期は紅葉のシーズンと言うこともあり、それ目当ての観光客がかなり多いようだ。
改めて、紅葉の時期と休日にはツーリングに来るべきではないと痛感させられる。R121に入るが走行速度は法定速度のままで、ペースはまったく上げられず。
道の駅「たじま」で小休止。ここでもクルマ、バイクが多い。
その後、「かいなり」に立ち寄って昼食休憩。入店後、団体客が入ってきて、すんでのところで注文を待たされるところであった。
道の駅「たじま」
道の駅「たじま」
天ざる蕎麦
天ざる蕎麦 ¥1.200@手打ちそば処「かいなり」
手打ちそば処「かいなり」
手打ちそば処「かいなり」
塔のへつり
塔のへつり
塔のへつり
塔のへつり
塔のへつり
塔のへつり
塔のへつり
塔のへつり
塔のへつり
その後、R121を北上。いつもは通り過ぎるだけのルートだが、今回は観光もしたいということで、「塔のへつり」へ立ち寄る。
「塔のへつり」とは、大川沿いにある岩が川の流れで浸食され、そこがちょうど人が通れるようにえぐられて回廊のようになっている景勝地。「へつり」とはこの地方の方言で「へばりつく」が訛ったもの。
予想通り、ここも大変な人出で駐車スペースはもちろん、観光するのも一苦労の状況。
ここまでで予定時間をすでに2時間以上も遅れているので、次に立ち寄りを予定していた「大内宿」はまた次の機会にするとして先を急ぐことにする。
R121を北上し、芦の牧温泉を過ぎたところで、K23・会津高田上三寄線へ入る。この付近でようやく観光のクルマがいなくなり、快適な走りのペースを取ることが出来る。
こういう県道のルートは地元民以外利用しないので、クルマがいても当然ペースが早く、走りやすい。
上三寄でK72・会津坂下本郷線へ入り北上。
磐越道をくぐってしばらくしてR49へ出る。
渋滞からは開放されたかと思っていたが、甘かった。R49へ出ると再び渋滞の列。ここでもすり抜ける出来るスペースがなく、おとなしくクルマの後に付いていく。
この渋滞は会津坂下を過ぎるまで続き、クルマが流れ始めた頃にはすでに日没を迎え、雨まで降り始める。
ここから先は並行する磐越道にのって時間短縮を図ろうとするが、カミさんのSRXの残燃料が少ないというので、会津坂下ICのゲート前で引き返し給油。
給油中に雨がひどくなり始め、レインウエアを着用して出発。
補給時に道を尋ねると目的地までは、高速道でも一般道でもさほど時間は変わらないと言うので、ICまで戻らずそのまま一般道で先を急ぐことにする。
道は暗く、雨も本降り。加えて山間路の為に、交通量が少なくなってもペースは上げられず。どうにか先行車を見つけ、それに追従する形で走ることにする。
麒麟山温泉「雪つばきの宿 古澤屋」
客室「水吉」
客室「水吉」
客室「水吉」
客室内でグローブ、ブーツを乾燥中
ガススタンドの店員が言ったとおり、40分ほどで山道を越え、津川に出る。
ここから右折してR459を数分走ったところで、本日の宿、麒麟山温泉に到着。
予定していた時間から1時間の遅れであった。
宿は昔風の作りで門を入った玄関脇の軒下にバイクを停めることが出来たのには助かった。冷たい雨の中を走ってきたこともあり、体はすっかり冷えてしまう。
さっそく浸かった温泉は生き返るようで、渋滞と寒さと雨でへこんだ気分も元に戻る。
夕食は素朴で質素なメニューが並ぶ。食後、ずぶ濡れになった上着やグローブ、ブーツなどを部屋に持ち込んで乾かす。
その後、時間が遅くなってしまったが、貸切露天風呂を楽しむ。
走行距離の割に渋滞ばかりが多く、時間がかかった走りであった。

本日の走行距離:319km。
所要時間:10h58min。

雪つばきの宿 古澤屋 Homepage
新潟県東蒲原郡阿賀町鹿瀬5860
Tel : 02549-2-3322
夜の貸切風呂・露天
夜の貸切露天風呂
夕食-2
夜の貸切内風呂
夕食-1
酒菜/無花果風呂吹き/柿玉子/牡蠣時時雨
夕食-2
碗物 真鯛酒粕汁/造里 季節の盛り合わせ
夕食-3
焼物 鮭吹き寄せ焼き/煮物代り 牛肉柳川風
麒麟山温泉ツーリング 初日/麒麟山温泉ツーリング 二日目

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