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C O N T E N T S |
長野県・白骨温泉-1 '06.9.8 (金) 曇り後晴れ |
後半戦最初のツーリングは長野県の白骨温泉を目指します。今回はバイクのトラブルが相次ぎ、ルート変更を余儀なくされました。それでも復路は計画どおりのコースを走ることができ、記憶に残るツーリングとなりました。 |
中央道 | ||||||
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昨夜は満足に眠れないまま朝を迎える。一応、4:30起床。 のんびりと準備を整えて6:06出発。 まずは環七へ出て、ひたすら大原交差点まで走る。 友人の話ではこの付近まで40分で走ることが出来るということであったが、彼の推奨する時間から1時間も遅れているので道路はすでにラッシュが始まっており、1時間もかかってしまう。 |
予定では永福ICから中央道にのる予定であったが、車線を間違えた為にそのままR20を走ることになり、結局、調布ICから中央道にのる。 若干の時間的ロスはあったが、首都高の特定料金分300円を払わずに済む。それにしてもこの中途半端な料金徴収は納得がいかない。 八王子ICを過ぎると、小雨がぱらつく場面もあったが、高速ではまったく雨の心配はなく流れも順調。 |
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上野原付近を過ぎて最初のアクシデントが発生する。 ZEPHYERのスピードメータが0を指したまま動かなくなる。 談合坂SAに入って、ハンドル周りを確認すると、なんとメータからケーブルが抜けかかっている。 ツーリング前に車検と十二ヶ月点検に出したばかりだというのに。おそらくケーブルをしっかり締めていないのが原因であろう。 ケーブルを取り付け直して出発。 |
しばらくしてまたもやケーブルが抜ける。今度は完全に脱落してしまい、ケーブルを引き摺ってしまっている。 急遽、釈迦堂PAに入って修理。幸いにも引き摺ったのが短距離だったので、ケーブルの表面が軽く削れた程度ですむ。すぐに出発して、先行したカミさんを追いかける。 双葉SAで小休止。今度は工具を使ってメータケーブルをしっかり増し締め。これなら大丈夫だろう。 |
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出発後、今度はカミさんのSRX にアクシデントが発生する。 ミラーに映っていたカミさんがスピードダウンしてそのうちミラーから消える。 さては燃料系にトラブルでも起きたかと路肩に停車してしばらく様子を伺うが、まったく来る気配なし。 ちょうどゆるいカーブと勾配のある場所で彼女のバイクの姿は直接見えない。そこでバイクを安全なところに停め、徒歩で探しに行く。 勾配を降りきったところで路肩に止まっているSRXを発見。 傍らにいるカミさんに話を聞くとなんと走行中にオイルフィルタ付近のネジが飛び、オイルが噴き出してしまったとのこと。 応急処置を施しようにもネジが無くてはどうしようもない。さてはどうしたものかとしばし考え込む。 |
この間、カミさんは吹き飛んだネジを探しに行くが、今さらそんなもの落ちているわけでもなく、問題はオイルが噴き出してくるネジ穴をどう塞ぐか?だが、タバコのフィルタを栓代わりにしてバンドエイドでそれを仮止めして応急処置を施す。 これでどうにかオイルの噴出は防げたが、最低法定速度で走るのがやっとの状態。ハザードを点滅し次の八ヶ岳PAまで併走する。 最寄りのICで一般道へ下りることも考えたが、下りたところでバイク屋があるわけでもないので、当初の予定を大幅に変更し、高速をそのまま走り、松本まで直行することに。 八ヶ岳PAでは給油設備があるだけで整備設備はない。店員からガムテープを分けてもらい、バンドエイドから貼り替えて補強。再び高速をノロノロ運転。 |
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諏訪湖SAに到着したところで馴染みのYSP千住へ連絡を取り、松本付近のヤマハ系バイクショップを検索して貰うよう手配。 この間、SAの売店でガムテープを入手し、もう一度ネジ穴を塞ぎ直し松本ICへ向かう。しかし、店員にごり押しして新品のガムテープ一巻を入手してくるカミさんの大胆さには舌を巻く。 低速走行でどうにか松本ICへ到着。再びYSP千住に連絡を入れ、市内にあるバイクショップを数軒教えて貰う。 そのうちの一件を住所を頼りに近所まで行くが、どうしてもそのバイクショップを見つけられない。 |
そのうち別のショップを見つけて事情を話し、ネジ穴に適合するボルトを取り付けて貰う。一見、取っつきにくそうなオヤジであったが、一目見てネジ穴のサイズを適合させる辺りは職人気質を感じる。無愛想だが無料でしっかり処置を施してくれたオヤジに感謝。 もちろん、旅先からの急な電話にもかかわらず、情報を提供してくれたYSP千住にも大感謝。 これで一安心。と思ったら今日は何も食べていなかったことに気付き、急に空腹感を感じてきた。 近くのコンビニに立ち寄り、おにぎりなどで急場を凌ぐ。 |
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R158・道の駅「風穴の里」 | ||||||
時間的には余裕が出てきたが。どこかを走り回る気力も失せてしまう。ここは無理をせず安全策をとって、R158を一路西へ向かい、まっすぐ白骨温泉を目指す。 松本から白骨温泉へ向かうR158は2年前に「新平湯温泉ツーリング」でも通った道だが、相変わらず路面は悪く、交通量も多く走りにくい。 道の駅「風穴の里」で小休止。 SRXのオイル漏れが再発していないか確認するが、どうやら問題ないようだ。しかし、油断は禁物。様子を見ながらのんびり走る。 |
沢渡分岐点からK300へ入る。R158から白骨温泉へはこのルートが一番の近道なのだが、この県道がくせ者で舗装はされているもののクルマがすれ違うのが難しいほど道幅は狭く、薄暗い。 これでは冬季閉鎖もやむを得ないという感じだが、観光客の多い白骨温泉だからこそ、もう少し道路を整備して欲しいものだ。 事実、この狭い道を共同浴場の利用客や各旅館のマイクロバスが往来するのだから。 ちょうど雨上がりだった為に路面も濡れていて、こわごわと道を進む。 |
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白骨温泉「つり橋の宿 山水観 湯川荘」 | ||||||
R158から4キロ、15分ほどで白骨温泉に到着。 宿は温泉街から吊り橋を渡った対岸にある。そこへ至る道も急勾配で少々ビビリながら、宿専用のつり橋を渡る。 16:44、本日の宿「つり橋の宿 山水観 湯川荘」へ到着。 宿は新築された三階建てでエレベータも完備した近代的な建物。 到着後、さっそく一風呂を浴びる。 白濁した硫黄臭の強いお湯は濃厚でクセになりそうな感じ。 内風呂、露天風呂を楽しむ。 テーブル席で頂く夕食は広い食堂のような場所で、やや風情に欠ける。メニューは可もなく不可もなくといった内容。 特に郷土色は見られない。 食後、昨夜の寝不足もあり21:00前には就寝してしまう。 本日の走行距離:298km。 所要時間:10h38min。 つり橋の宿 山水観 湯川荘 長野県南安曇郡白骨温泉 Tel : 0263-93-2226 Homepage |
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白骨温泉ツーリング 初日/白骨温泉ツーリング 二日目 |