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C O N T E N T S

飯坂温泉
Map
ルートマップ(囲み罫と番号は「Touring Mapple・関東甲信越版/東北版」のページ)
なぜか旅館の宿泊では寝坊したことがない。今回も6:00起床。
いつも思うことだが手足を伸ばせる広い浴槽でのんびりと朝湯を愉しむ。これが温泉ツーリングの醍醐味である。
昨夜酷評した夕食だが、朝食は上出来。特にみそ汁が釜揚げで出されたのは感激。
温かいものは温かく供する。何でもないことかもしれないが、ちょっとしたアイデアと心遣いで客は落胆もするし、感激もするのだ。
食後、宿内を軽く散策。部屋で小休止した後、荷物をまとめ9:30チェックアウト。宿内の売店で土産物を購入し、別送品で宅配手配。
出発前、宿前で記念写真を撮ろうとバイクを並べていると、通りがかかった近所の住人に話しかけられる。この年輩の方も多少はバイクに興味あるようで、あれこれ質問攻めにしてくる。おかげでやや遅くなり、10:00出発。
朝食
朝食
旅館玄関
旅館玄関
旅館玄関前
旅館玄関前
磐梯吾妻スカイライン/つばくろ谷/浄土平/土湯峠
K70・磐梯吾妻スカイライン 福島側料金所
K70・磐梯吾妻スカイライン 福島側料金所
つばくろ谷と不動沢橋
つばくろ谷と不動沢橋
まずは、K5・フルーツラインへ入る。道中、やりたかった梨狩り、巨峰狩りの果樹園が並ぶ。
フルーツラインからK70へ入り、高湯温泉を経由して「磐梯吾妻スカイライン」へ入る。
昨年4月の「土湯温泉ツーリング」に訪れた時には、突然の降雪で走行を断念した有料道路だが、考えてみれば現在のZEPHYRでは初めての走行となる。ということは少なくとも16年は来ていないことになる。
確かにしばらく来ていなかったということは、実走してみて判明する。
有料の割には路面状況は良くなく、道幅も狭い。
もっと良いコンディションの道だったと思い込んでいたが、人の記憶とはいい加減なものだと痛感。
「つばくろ谷」の展望台で小休止。ここに架かる「不動沢橋」は老朽化に伴い、2000年に架け替えられたもの。
ここからの眺めは素晴らしく、天気に恵まれて最高である。
他にも、バイクを停めて撮影したい場所もあったが、山岳ガス注意の看板で停車を断念。
浄土平
浄土平
旧ドライブイン土湯峠茶屋
旧ドライブイン土湯峠茶屋
浄土平で小休止。
せっかくだから吾妻小富士の登山も考えたが、膝が笑うのが目に見えていたのと、先を急ぎたかったので今回は小休止のみで出発。登山はまたの機会とするが、またしばらく来ないような気も。
「磐梯吾妻スカイライン」の土湯側料金所を出た土湯峠で小休止。
ツーリングを復活させた「高湯温泉ツーリング」でも休憩した場所だが、あれから5年、「ドライブイン土湯峠茶屋」の荒廃ぶりも一段とひどくなったようでもの悲しい。
旧横向温泉ロッジ/諸橋近代美術館/道の駅「裏磐梯」
廃墟と化した旧横向温泉ロッジ
廃墟と化した旧横向温泉ロッジ
諸橋近代美術館
諸橋近代美術館
モリエール、ヘルメス、アリエス、メディチ、(後列)マルス
(左手前から)モリエール、ヘルメス、アリエス、メディチ、(後列)マルス
道の駅「裏磐梯」
道の駅「裏磐梯」
K70を下る。途中、同じく廃墟と化した「旧横向温泉ロッジ」前で小休止。ここは「出る」ということでは最強の部類に入る廃墟らしいが、この手の話が大好きなカミさんにとっては、レジャーランドのような存在なのだろう。
昼間でもあまり良い心地がしないこちらとは違い、なんだか嬉しそうで終始笑顔のカミさんは時々理解不能である。
R115に入り、R459との交点にあるコンビニで小休止。
ここでもまたドライブ中の年配のご夫婦に話しかけられ、しばし雑談。男同士でなく夫婦で走っているので、同じバイク集団でも話しかけやすいのだろうか。
カミさん曰く「また、知らない人と話し込んでいる。」のだそうだ。
カミさんと違って人見知りはしない性格だし、話すのは嫌いじゃないから、話しかけられるとどうしても話が長くなるのかもしれない。
R459に入り快走路が続く。諸橋近代美術館に立ち寄って小休止。
昨年の「土湯温泉ツーリング」でも立ち寄って常設展はすでに鑑賞済み。目的は石膏像のミニチュアが入った入口近くにあるガチャポン。
前回は「ブルータス」と「マルス」をゲット。今回はそれ以外を狙っての挑戦。7回挑戦して入手したのは「ヘルメス」「アリエス」「モリエール」「メディチ」の各1体ずつ。あとの3回はすべて「マルス」だったが、まあ許容範囲内。他にも絵画グッズを購入して出発。
道の駅「裏磐梯」で小休止。
天気にも恵まれ、この付近まで来るとかなりバイクの数が多い。
しかし、必ずしもツーリストばかりではなく、なかには地元のボーソー族の小僧集団までが出没。
R459を喜多方方面へ下り、K69に入る。交通量がほとんど無いのでペースアップ。交差する「塩川広域農道」を経由して、K21へ入る。
「会青橋」を渡り、最初の交差点を左折。この名も無き道がR49をクロスしてそのままK72となり、会津本郷方面へ至る。
以前までは一旦R49へ出てからK72に入っていたのだが、このルートを確保できたことで、主要国道のわずらわしさからは解放される。
K72は交通量が多くペースは上げられない。地元ナンバーのクルマが多く、そのほとんどは直前にウィンカーを出して右左折する傾向があるので、無理な追い越しは禁物。
K72からK131へ入り、やっと交通量が少なくなったと思ったら、今度は前方にバスが出現。
こちらはまだしもカミさんの非力なバイクでは、直線路でも登坂では追い越しはきつい。ここはおとなしくバスに後続することにしよう。
その間にもソロのツーリストは勢いよく追い越しをかけていくが、今ひとつスマートじゃない。せめて追い越しざまに返礼をするくらいの余裕は欲しいものだ。
大内宿
大内宿
大内宿
大内宿
大内宿
大内宿到着。今回もまた手土産を持参してきたので、駐車場スタッフの方々と村内の馴染みの店に顔を出して雑談。
今回は村内を散策せず、馴染みの店だけ1時間半ほどまったり過ごす。夕刻近く、出発。
K131をそのまま南下して会津下郷からR121へ出る予定であったが、燃料の残量が少ないので、K329でR121へ出る。
湯野上で給油後、R121をさらに南下して開通したR289・甲子道路へ入る。
さすがに新設されただけであって路面状況は最高。
下郷側にはなだらかな登坂車線も完備され、ペースを上げて快走できるが、開通後、最近は田島署による取り締まりも行われているというから油断は禁物。
必ずペースの早い先行車を目前において、追走することにする。
山間部を走るルートだけに途中の眺めも良いだろうことは察しが付くが、残念ながらこの日は日没後の走行となり、暗闇の中を走るだけの状態。次回は明るい時に走破して、風景も愉しみたいものだ。
東北道
那須高原SA
那須高原SA
メンチカツ/コロッケ
メンチカツ¥300/コロッケ¥200@那須高原SA
上河内SA
上河内SA
佐野SA
佐野SA
蓮田SA
蓮田SA
花月げんこつらあめん
花月げんこつらあめん ¥620@蓮田SA
花月げんこつらあめん塩
花月げんこつらあめん塩 ¥620@蓮田SA

Touring Data

ZEPHYRガソリン代 ¥6,778
SRXガソリン代 ¥4,484
高速代 ¥16,200
宿泊代(入湯税・飲み物代等含) ¥28,388
飲食代 ¥7,667
その他(おみやげ代等除) ¥960
¥64,477
白河へ出てR289からR4に入るが、交差するR4の南北どちら側に東北道のICがあるのか見当が付かず、逆方向に走るというトラブルがあったもののほどなく白河IC到着。
これまでは大内宿から田島〜那須塩原経由でも西那須野塩原ICまでは2時間を要していたが、このR289ルートなら約1時間程度で東北道へアクセス可能になったのは大助かり。
ただし、初めて走ってから四半世紀はお世話になっている田島〜那須塩原経由のルートも捨てがたい。
今後は往路・復路でそれぞれ利用することにしよう。
東北道にのり、那須高原SAで小休止。軽く小腹も空いてきたので、コーヒーとメンチカツで空腹を満たす。
相変わらず他のバイクの姿は皆無。日帰り組はもう既に家路を急いでしまったのだろうか。
上河内SAで小休止。ここでようやく数台のバイクを見かける。
やや年配のツーリストと雑談。向こうもあちこち走りに出かけられているキャリアの持ち主で、情報交換に花が咲く。
佐野SAで給油休憩。ここに宿泊施設が新設されていることに気付く。SA内の宿泊施設とは珍しい。建物はロッジ風で値段もリーズナブル。
首都圏から至近距離なので利用することはないと思うが、万が一、例えば台風や突然のアクシデントで走行困難になった場合の待避施設として覚えておいて損はないかもしれない。
蓮田SAで食事休憩。メニューはいつものように「らあめん花月」の「げんこつらあめん」。普段食したら味が濃いと感じるくらいなのだが、体が疲れているだけにほどよい味加減に感じる。
浦和ICで一般道へおりる。交通量は適度に流れていて快走。
ほどなくK103に入り、23:03、無事帰宅。

本日の走行距離:404km/所要時間:13h03min。
飯坂温泉ツーリング 初日/飯坂温泉ツーリング 二日目

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