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C O N T E N T S |
群馬県・妙義〜鬼押出し日帰り '07.11.3 (土) 曇り後晴れ |
前回から三ヶ月ぶりのツーリング。秋真っ只中で祝日の連休とも重なり混雑も予想されましたが、この期を逃すと次回の予定も立たないので、これまでの「積み残し」を見て回るツーリングとしました。 |
関越道〜上信越道 | ||||||||||||||||||||||||
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今朝は6:00起床。 こんな時間に起きることは久しくなかったが、日の出の時間が遅くなり外はまだ薄暗い状態。 のんびりと支度を整えて7:10出発。 まずはR4に出て北上。祝日の朝にしては比較的空いている。 草加ICから外環道にのり、関越道を目指す。徐々に滞りし始め、大泉Jctから関越道に入ると料金所手前で早くも渋滞の列。 '05年の同月同日に走った「麒麟山温泉ツーリング」に味わった大渋滞を彷彿とさせる。 三芳PAで小休止。 PA内はクルマもバイクも大混雑状態。 休日にツーリングに出ることはなかったが、久々の渋滞+混雑に面食らうことばかり。 ま、今日ばかりはどこへ行っても終日大渋滞を覚悟しなければならないだろう。 その後もクルマの長い渋滞の列が続く。路側帯ギリギリの「ドブ板走り」で先を急ぐ。 高坂SA、上里SAで順次休憩を取るが、まだまだ渋滞は続く。 ラ左右にツーリングボックスを装着したライダーやタンデムで車列を走り抜ける「軒先走り」を敢行する者もいるが、リスクを考えたらまだ「ドブ板走り」の方が安全ではないだろうか。まあ、非合法という点では大差ないのだが。 上里SAを過ぎてようやくスムーズに流れるようになり、藤岡Jctから上信越道に入る頃には、ややクルマが多い状態という程度にまでなる。 |
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道の駅「しもにた」/K51 | ||||||||||||||||||||||||
下仁田ICで一般道に下り、R254へ入る。 道の駅「しもにた」で小休止。 平日は閑散としているこの場所も休日となれば、そこそこの混雑具合を見せる。とりわけバイクの数も多い。 R254も渋滞こそないがクルマが多く、ペースを上げられない。 |
中小坂からK51(松井田下仁田線)〜K196へ入る。 ようやくクルマの列からは解放されるが、少しペースを上げるとすぐに先行するクルマに追いついてしまう。 しかも後続に別のツーリンググループも追いついてきて、しばらくはカルガモ状態になる。 |
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さくらの里/道の駅「みょうぎ」 | ||||||||||||||||||||||||
頂上付近にある「さくらの里」で小休止。 ここから間近に見る妙義山は圧巻。登山愛好家は山の頂上まで登っているようだが、とても登れるようには見えない荒々しさがある。 ちなみに「さくらの里」と言われるだけあって、春には山全体が桜の花が咲き乱れるというから、その頃にまた再訪したいものだ。 ここからは下り道となるが、またしても先行するクルマに追いついてしまい、麓まで追従することになる。 地元ナンバーは道を譲ったりしないものなのかと思っていたが、どうやら地元車に限らずサンデードライバーは、追走してくるバイクや速い車には道を譲るという余裕がないだけのようだ。 |
道の駅「みょうぎ」で小休止。 妙義山への登山者はここから出発するようで、それなりの服装をした中高年者で賑わっている。 妙義山は日本三大奇勝(残りは大分県・耶馬溪、香川県・寒霞渓)の一つに数えられ、標高1104m。中腹までの初心者コースと頂上を目指す上級コースがあり、後者の場合、鎖だけを頼りに登坂する危険な箇所もあり、頂上までの往復は終日がかりとなるらしい。 我々のような登山に興味のない者にとっては、山は遠くから眺めておくだけにしておいた方が無難なようである。 K196から再びK51へ出て、松井田妙義ICを通過し、R18に入る。 |
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R18・めがね橋 | ||||||||||||||||||||||||
横川ICから旧道へ入る。「めがね橋」のたもとで小休止。 以前、「池の平温泉ツーリング」の帰路でも立ち寄ったが、その時は夕刻間近で思ったような写真を残せなかった苦い経験がある。 「めがね橋」(正式には「碓氷第三橋梁」)は1891年に着工され、わずか2年で完成した全長91m、高さ31m、200万個の煉瓦を使用した4連アーチ橋。 現在は新幹線が開通したことで信越本線・軽井沢〜横川間は廃線となっているが、横川駅からは廃線式を利用した全長5kmの遊歩道も整備されていて、歩いて来ることもできる。 写真のようにやはり晴天時のそれも明るい時間帯に見ると一段と迫力が増す遺構の建造物である。 ちなみに28mmの広角レンズを使用しないとこのような映像は撮れない。新調したデジカメの威力に感謝。 橋梁の麓からも橋の上に出られるルートもあるが、今回もまた体力のなさを痛感して、登橋を断念。たもと付近を散策しただけで出発。 |
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R18・軽井沢/旧軽井沢 | ||||||||||||||||||||||||
碓氷峠を越えて、軽井沢へ出る。R18沿いの紅葉が見事。 軽井沢駅前から旧軽井沢方面へ入る。 軽井沢にとって夏のベストシーズンは過ぎたとは言え、相変わらず都内の原宿のような雰囲気と賑わいを見せている。 それにしてもなぜこんなにも人が集まるのか不思議でならない。 |
なかでも10人ぐらいの若い女性のグループが、全員でソフトクリームを舐めつつ、ぞろぞろと歩いている様は不思議を通り越して、不気味ですらある。 「それは何かの宗教か?おまじないか?」と訊きたいくらい。 やはりこういう場所は、苦手であるということを再認識した次第。 |
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白糸ハイランドウェイ/白糸の滝/鬼押ハイウェー | ||||||||||||||||||||||||
旧軽井沢を抜けて「白糸ハイランドウェイ」に入る。 有料道路とは言え、相変わらず路面状況は良くない。 しかも徐々にクルマが多くなり、最後は渋滞の列になってしまう。やれやれと思っていたところで、「白糸の滝」駐車場に到着。 どうにか駐車スペースを見つけて、「白糸の滝」を見学に行く。 |
ここも「池の平ツーリング」の帰路に立ち寄り、前述と同じ理由で再訪したかった場所。前回よりも多少、明るい時間に到着したが、人が多くてゆっくり見学もできない状態。数枚の写真を撮って早々に出発。 R146との交点から「鬼押ハイウェー」に入る。有料道路ということもあってかクルマの数は比較的少ない。 |
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鬼押出し園 | ||||||||||||||||||||||||
「鬼押出し園」で休憩。 ここは「奥飛騨温泉ツーリング」の往路の際、小休止しただけだったので、時間をかけて見学したかった場所。入園料は大人一人600円だが、同園のサイトにある割引券を利用すると100円引きになる。 園内は時間と体力によっていくつかの周回コースが設けられている。 「鬼押出し園」は1783年の浅間山大噴火の際の溶岩の名残で、火口で鬼があばれ岩を押し出したという当時の目撃者の印象に由来している。 確かに園内はごつごつした奇岩だらけの景観が広がるが、浅間高原や浅間屋も一望できる。 その浅間山は間近に迫り大迫力。現在も噴煙を上げていて、再噴火の際には間違いなくここも危ないだろうというような至近距離にある。 園内の各所には万が一の場合の避難所が設けられているが、大きな噴石に耐えられそうにもない印象を受ける。 周回コースは頂上に向かって緩やかな坂道が続き、これが結構きつい。 |
普段の運動不足を再認識させられる。 頂上付近には浅間山観音堂が建立されている。観音堂近くのお休み処で小休止。 1時間半ほどの散策後、出発。「鬼押ハイウェー」の残りを走る。 ちなみに「鬼押ハイウェー」は二輪の場合、峰の茶屋〜鬼押出し間が150円、鬼押出し〜三原間が250円で全線走破で400円となり、鬼押出し園から一般道で北軽井沢にも抜けられる。 途中、上記とは別ルートのK235で北軽井沢方面に出たかったのだが、交点を見つけられず、終点まで行ってR406に出る。 鬼押出し園 群馬県吾妻郡嬬恋村鎌原1053 Tel : 0279-86-4141 営:4月〜11月 8:00〜17:00/料:大人 600円 Homepage |
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やまと屋本店 | ||||||||||||||||||||||||
道中、小休止する場所もほとんどなく、日没も迎えたため、先行するクルマに追走しながらR145〜R353を淡々と走る。 「鬼押出し園」出発から約1時間、東吾妻町のそば屋「やまと屋本店」で食事休憩。 考えてみればこれが、今日最初の食事である。 ファミレスのような店であったが、「自家製粉石うすそば」を謳っているだけあって蕎麦の味は結構美味。ゆっくりと休憩後、再出発。 やまと屋本店 群馬県吾妻郡東吾妻町大字原町1099-1 |
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関越道 | ||||||||||||||||||||||||
R353をさらに東に進み、渋川で給油後、渋川伊香保ICから関越道にのる。 渋滞こそないが、やはりクルマの数は多い。 上里SAで小休止。 クルマの数もさることながら、今日は終日バイクの数、なかでも教習所で取れるようになった影響か、大型バイクの最新型が圧倒的に多い。 我々のような10年、20年以上前のバイクなどほとんど皆無だ。 「みんなお金持ちなのね」とやっかみの一つも出てしまう。カウル付バイクがかっ飛んでいく中、法定速度で大人しく巡航。 |
高坂SA、三芳PAで小休止。 今回は高速道を無給油で走りきる。これなら料金所に近い三芳PAをパスしても良かったか。 当初、東松山付近で渋滞の表示があったが、当地を通過する頃にはそれも解消されていて、スムーズに走れる。 大泉Jctを経由して外環道へ入る。 草加ICで一般道へ下りる。一般道もスムーズに流れていて、22:34、無事帰宅。 本日の走行距離:420km。 所要時間:15h24min。 |
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妙義〜鬼押出し日帰りツーリング |