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C O N T E N T S |
福島県・いわき〜南会津日帰り '08.6.14 (土) 晴れ後曇り |
'今回の日帰りツーリングは、ネットで教えていただいた情報を元に福島県の東から西へ走り抜くルート。さらに道中、お薦めのグルメ情報でラーメンを食べ歩く旅となりました。 |
常磐道 | ||||||||||||||||||||||||
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昨夜はあまり寝付けず、睡眠時間は1時間程度。ツーリング前夜に寝付けないなんて、まるで遠足前夜の小学生並。 5時起床。ゆっくり身支度を整えて6時出発。 まずはR4からR298に入り、40分ほどで三郷IC到着。常磐道にのる。交通量はやや多め。 常磐道を走るのは1年ぶりぐらいか。 走りやすさにおいては東北道や関越道と比べても一番なのだが、なんとなく座りが悪いというか、走っていても違和感を感じるのは、久しぶりのせいか。 守谷SAで小休止。週末と言うこともあってかバイクの数も多い。しかし、この先、どこまでこの数が保たれるのか。 その後も交通量は多いが渋滞するほどではなく、順調に流れている。途中で50km/h速度規制の表示を見かけるようになる。 雨が降っているでもなく、霧が出ているでもない。だとするとこの先、事故でもあったか?ぐらいにしか思わなかったが、これが後に大変なことの表示だと知る。 |
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友部SAを経て、中郷SAで小休止。守谷SAと比べてバイクの数は激減。北上するに従ってライダーが徐々に減っていくという感じだ。そろそろ高速を降りて目的地に向かって散っていくということか。 しかし、最近はハーレーに加えて中高年のBMWライダーも多くなったように思うのは気のせいだろうか。 中郷SAを出発するとトンネルが多くなる。この付近になると交通量もだいぶ減り、適度に流していれば何も問題はない区間なのだが、トンネルだけはどうしてもアクセルを開けたくなる。 乗っているバイクがネイキッドということもあり、飛ばしても疲れるだけで高速での面白さはほとんどないに等しい。この手のバイクにとって高速道はあくまで目的地までの移動区間に過ぎない。だからどうしても途中でアクセントを付けたくなる。それがトンネルというわけだ。 トンネル内は風の抵抗が減ると同時に、装着している集合管の音を愉しむ場所でもある。 場所おりしも数台の車が先行するだけ。追い越し車線はオールクリア。そりゃもう行くしかないでしょう。ということで全開走行開始。 トンネル内に響き渡るモリワキサウンド。うっひょ〜と思った瞬間。水色の制服を着たドライバーの車を発見。「ひょっとして覆面パトを抜いちゃった?」と思う間もなく、ミラーに映る赤色灯。 |
あ〜、やっちゃった。これで10年近く保持したゴールド免許も終わりか。とすぐさま走行車線に移っておとなしく走る。 覆面パトは追走するよう指示を出しながら前方に割り込んでくる。 こちらはもうすっかり意気消沈して、走る気力もナシ。頭の中では反則金と点数の計算をしまくっている。へたすりゃ一発免停でもおかしくない速度だったかもなどと思っていると、速度は50km/hまで落ちている。奇しくも速度規制と同じじゃないか。 いつの間にか先行する覆面パトとの間に何台もクルマが割り込んでしまっている。ありゃりゃ、このままバックれちゃおうかなどとも思ったりするが、世の中そう甘くはない。 間もなく、関本PAに誘導されて「キャッチアップ」。 と、思いきや免許の提示だけで切符は免れる。おそらく計測前に走行車線に逃げ込めたのだろう。助かった。 そこで初めて岩手県で大規模な地震があったことをお巡りさんから知らされる。速度規制の表示はそのためだったのだ。 道中、まったく気付かなかったが高速道も多少は揺れたのだとか。 ちなみにPAでお巡りさんと「談笑中」の間、カミさんは離れたところから他人のふりをしながらこちらを静観。 カミさんも覆面パトの後を走っていたのに・・・。 |
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K14・御斎所街道/道の駅「たまかわ」 | ||||||||||||||||||||||||
と、いろいろありながらもいわき湯本ICで常磐道を下り、K14・御斎所街道へ入る。この道はネットで知り合った方から教えて頂いた道だが、アドバイスどおり、ごく普通の県道で淡々と走るだけの道で、先行する大型車2台とワゴン車の後ろを黙々と走るのみ。追い越し禁止区間が続き対向車も多く追い越しは無理。 退屈な「流れ」を変える意味で、古殿のコンビニで休憩。「穴原温泉ツーリング」の往路でも走ったことがあるこの付近はR319も兼ねていてツーリングライダーもちらほら。 再びK14・御斉所街道へ入り、石川町からR118へ入る。 県道から国道へ入り、道幅は広くなったが交通量はほとんど変わらず。 |
泉郷からK141〜K208へ入り、道の駅「たまかわ」で小休止。 福島県の道の駅は全施設立ち寄ったはずだったが、2006年から4施設が新設・追加され、この道の駅もその1つ。 普段利用するツーリングコースとは離れている場所にあるので、目的意識を持っていないと立ち寄る機会は少ない。 ただ、他にありがちな既存の施設に道の駅の名称を付与したものではなく、最初から道の駅として作られていることだけが救いか。 施設内には地元産品が販売されている売店と食堂があるだけの質素な作りだが、買い物客で賑わっている。 |
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かまや食堂 | ||||||||||||||||||||||||
R118に戻り須賀川入り。ここでもネットで教えて頂いた評判のラーメン店「かまや食堂」へ立ち寄って食事休憩。 案内されたのは店の一番奥まった二人だけのカウンター席。狭い店内をうまく活用した不思議な空間。さて、何を注文して良いのか迷ったが、とりあえず定番メニューだろうということで「中華そば」を注文。グルメではないのでうまい表現は出来ないが、鰹出汁がガンガンに効いたやや濃いめのしょうゆ味。麺は固めで程良い量に大満足。 食後、店の向かい側にある須賀川警察署でトイレを借りる。これもまたネットで知り合った方に教えて頂いた情報。しかし、最近の警察官は対応が良くなったと妙な感心をする。なにしろ、トイレを借りただけなのに直立して見送ってくれたりするのだ。「おい、こら」の時代ではなくなったのね。 警察署入口の舗道に堂々と駐車していたことを少々反省。しかし、通りかかった警察官は何も言わず。こんなところにも都内と対応がだいぶ違うと感心。 出発直前、目の前を三台のバイクが通過。先頭は爆音のチョッパー。最初にこちらをチラ見しただけでその後の信号待ちでは微動だにせず。どうも挙動不審。ひょっとしてネット仲間かも。 |
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R118・鳳坂峠/羽鳥湖展望台 | ||||||||||||||||||||||||
須賀川市内を抜け、R118をさらに西へ。 この付近の最高地点、鳳坂峠で撮影休憩し、羽鳥湖畔の展望台で小休止。これまで何度かここを訪れているが、その中でも今回が一番の天気に恵まれ眺めもいい。 |
R118をさらに西へ走る。途中、会津布引高原へ立ち寄るプランもあったが、この付近を一度に全部回るには時間が足りないこと、駆け足で回ってはもったいない気がしたので、これらは次回以降の「積み残し」として先を急ぐ。 | |||||||||||||||||||||||
大内宿 | ||||||||||||||||||||||||
湯野上からR121を経由してK329へ入り、大内宿到着。 いつものことながら駐車場は大渋滞。とりわけ大型バスが多い。やはりガソリン代の値上がりが影響しているのか、ツアーを利用して訪れる客が多くなったという。村内ではすっかり顔なじみになった店で休憩し、まったりと時間を過ごす。 |
大内宿は何度来ても飽きないから不思議だ。さらにこうして馴染みの店が出来たりするから、また来ようという気にさせられる。それが大内宿の魅力の一つでもあったりするのだろう。 村内を散策、土産物を購入し、他の馴染みになった駐車場のスタッフとも談笑し、2時間ほど過ごして出発。 |
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よしみ | ||||||||||||||||||||||||
R121に出て南下。いつもは通過してしまう田島の町でラーメン店「よしみ」に立ち寄って食事休憩。ここは大内宿の駐車場スタッフの方からお聞きしたお薦めの店。 うまいもの情報はやはり地元の人に尋ねるのが一番というわけだ。 |
ここでも定番の中華そばと餃子を食す。中華そばはちょうど良い濃さのしょうゆ味。やや多めの太めのちじれ麺でどちらかというと喜多方ラーメンに似ている印象を受ける。餃子は手作りでにんにくとニラはギンギンに効いている。どちらも良心的な価格設定で美味。 | |||||||||||||||||||||||
道の駅「たじま」 | ||||||||||||||||||||||||
R121を南下。日没直前で交通量もだいぶ少なくなる。ここへきてようやく自分たちのペースで走れるようになる。 道の駅「たじま」で小休止。ここで土産物を購入しようとしたが、閉店直後の到着で何も買えず終い。ペースを上げてきたが間に合わなかったようだ。 R121をさらに南下。上三依からR400へ入る。 遅い先行車に追いついてしまい、ペースを上げられない。結局、このクルマに追従しながら西那須野塩原ICまで一気に走る。 |
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東北道 | ||||||||||||||||||||||||
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西那須野塩原ICから東北道にのる。 この時期の夜間走行は虫が飛んでくるのでペースは上げられない。 たかが虫をあなどっていると文字通り痛い目に遭う。小さな虫でも時速100km/hで当たってくのだから、結構痛い。 上河内SAで小休止。バイクの数はゼロ。まったく見かけない。毎度のことながら午前中にいたバイクはもう既に帰路に就いてしまったのだろうか。途中、路面がかすかに濡れている箇所もあったから、早い時間に雨でも降ったか。 と、思いながら休憩時に座った場所が濡れていて、気付いた時にはジーパンの尻がビショビショ。なんてこったい。これじゃまるでお漏らししたようじゃないか。間抜けな姿に呆れてしまう。 その後は雨の気配もなく、佐野SAで小休止。 今朝の「事件」もあったので、今回の帰路は法定速度遵守。もっとも元々飛ばすタイプではないので、当たり前のことに過ぎないのだが。 蓮田SAで給油・食事休憩。東北道を利用した帰路の際の定番となってしまった感のある花月の「げんこつらあめん」を食す。 |
考えてみれば今日は、朝、昼、晩の三食ともラーメン三昧であったことに気付く。ま、こんなこともたまには「アリ」か。 ここでようやく他のバイクに出会う。駐車場で並んだのはkawasakiのZZR1400だが、このバイクの速いこと。 負け惜しみを承知で言わせて貰うなら、カウル付きが羨ましいのは高速走行時だけ。ツーリングでの高速道使用は全体の半分以下を旨としている立場からすれば、一般道での走行ではカウルは邪魔なだけ。やはり風や匂いを直接感じるネイキッドが最適だと思っている。 東北道に戻り、浦和ICで一般道へ下りる。 この時点で時計は午前0時を回ってしまう。日帰りなのに二日がかりのツーリングとなってしまったようだ。 さすがにこの時間になるといつもの道もまったく通行量がない。走り慣れているとは言え、ほとんど暗闇に近い状態ではペースを上げられない。日付が変わって、0:24、無事帰宅。 本日の走行距離:549km/所要時間:18h06min。 |
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いわき〜南会津日帰りツーリング |