HOME > TOURING REPORT > TOURING '08 嬬恋〜榛名山日帰りツーリング

C O N T E N T S

関越道
Map
ルートマップ(囲み罫と番号は「Touring Mapple・関東甲信越版」のページ)
新座料金所
新座料金所
藤岡IC
藤岡IC
我が家の飼猫が掛け布団の上で寝てしまったために、昨夜はなかなか寝付けず、結局、眠りについたのが今朝の4時近く。
その後、1時間して5時には起床。睡眠時間わずか1時間という状態で朝を迎える。かなりの睡眠不足状態のはずだが、不思議と眠気はない。
のんびりと身支度を整えて、6:40出発。
まずはR4に出て北上。草加ICから外環道にのる。渋滞は見られず、そこそこ流れている。
大泉Jctから関越道に入る。前回の「秩父〜清里日帰りツーリング」と同様、今回も給油の必要がないので、最初の三芳PAへの立ち寄りはパスして先へ進む。クルマの量は多いが、渋滞はなく適度に流れている。
高坂SAで小休止。今日は土曜日ということもあり、二輪の駐車スペースは大盛況の混雑ぶり。みんな思い思いの車種とスタイルでツーリングを愉しんでいるようだ。
次の上里SAもパスして、藤岡Jctから上信越道に入り、藤岡ICで一般道へ下りる。
通常、SAで小休止すると一箇所あたり平均20分ぐらいの休憩は取るが、クルマなら鼻歌交じりで走れる距離でも、風圧と闘うバイクの場合はなかなかSAやPAを何カ所もパスできない。
今回は三芳PA、上里SAの二箇所をパスしたことで、約40分の時間の節約ができたことになる。
道の駅「ふじおか」/R406・草津街道
道の駅「ふじおか」
道の駅「ふじおか」
R406・草津街道
R406・草津街道
道の駅「ふじおか」で小休止。ここは上信越道の藤岡PAと隣接していて、藤岡ICで降りる際もPAとIC出口のアプローチは一緒。でもってPAからも道の駅の施設が利用できるようだ。
道の駅スタンプを捺印して出発。K13を北上し、R17へ入る。
やや渋滞気味だが流れはスムーズ。
高崎市内を迂回するようにR17を走り、R18を経由してR406に入る。
R406は何の変哲もないごく普通の国道であるにも関わらず、途中から大渋滞。事故か道路工事かと思ったがどうやら、この先のゴルフ場でプロゴルフ選手権を開催しているようで、その観戦に向かうことで混雑していることが分かる。ゴルフ場へのアクセス点を通過した途端、道は閑散とした状態になり、快適に流れ始める。
晴れ間はあるが雨がぱらつくこともあり、この先、やや不安がつのる。
K54・長野原倉渕線
K54・二度上峠付近
K54・二度上峠付近
K54・北軽井沢
K54・北軽井沢
郷田からK54・長野原倉渕線へ入る。交通量は極端に減り、快適に走れるようになる。
途中から山岳ワインディングに入るが、路面状況は良くなく、快適な走りとまではいかない。ライン取りにもやや注意が必要になってくる。
二度上峠を越えた付近でようやく視界が開けるが、それまでは見晴らしも見通しも良くないカーブが続く。
晴れていれば、峠からは浅間山や榛名山が望めるらしいが、この日は曇り空で眺望は楽しめない。
峠を下り北軽井沢に入ったところで、ようやく晴れ間が覗き始める。
北軽井沢周辺は別荘が多いが、どれも数十年前のサスペンスドラマにでも出てきそうなやや時代遅れの感がある古い建物が多い。別荘が流行る時代ではなくなっているのだろう。
そば処「桔梗亭」
そば処「桔梗亭」
そば処「桔梗亭」/正面奥バルコニー下が「桔梗亭」
海老天せいろ
海老天せいろ ¥1,500
K54とR146の交点にあるそば処「桔梗亭」で昼食休憩。
海老天せいろを食す。山間部で出される海老の天ぷらはややうそ臭い気もするが、野菜の天ぷらは美味。そばも手打ちだけあってコシもあり、絶品。北軽井沢周辺で食事するなら立ち寄りたいお店だ。
この店はもともとR146からは少し入ったところに店舗を構えていたようだが、2005年頃に現在の場所へ移転したとのこと。
ただし、旧店舗のような一軒家の古民家ではなく、廃業したペンションの一角で営業していて、入店するまでそば処とは気付かない。
グルメ雑誌や情報サイトでは現在でも旧店舗の位置が紹介されていることがあるので、来店時には注意が必要。
K54はR146との交点を過ぎるとK235になる。そのK235を西へ走る。途中、道を間違え鎌原湖方面へ行きかける。来た道を戻り、K235に復帰。
「鬼押ハイウエー」の交点を過ぎ、さらに西へ走る。ちなみにここからなら有料の「鬼押ハイウエー」の料金所を通らずに、「鬼押出し園」や併設する「火山博物館」へのアクセスが可能である。
つまごいパノラマライン・南コース
つまごいパノラマライン・南コース
つまごいパノラマライン・南コース
つまごいパノラマライン・南コース
つまごいパノラマライン・南コース/左手奥に見えるのが浅間山
K235から浅間広域農道、通称「つまごいパノラマライン」へ入る。
このアクセス口は表示が小さいのでここも注意が必要。入り口付近には「パルコール嬬恋ゴルフコース」があるので、その看板付近を目印にするとよいかも。
「つまごいパノラマライン」はR144・長野街道を境に「北コース」と「南コース」に分かれる。
まずは「南コース」から。東側からアプローチした場合、前半部は森林地帯を抜けるコースで、途中から両側にキャベツ畑が広がる見晴らしの良いコースとなる。
広々した畑の向こうに噴煙をなびかせる浅間山が望める。
K94との交点を過ぎ、R144との交点に出る。
持参して参照している「ツーリングマップルR」には載っていないが、R94からR144までは既に新しい道が出来ていて、直進するだけでそのまま「北コース」へアクセスできる。
「ツーリングマップル」は誤記も多いが、こうして新しい道路が更新されないのも難点の一つ。これまで何度か昭文社のサイトに正誤表の掲載を希望するメールを出したが。いずれも梨のつぶて。地図専門の出版社なだけにより正確な地図の製作を切に望みたい。
つまごいパノラマライン・北コース
つまごいパノラマライン・北コース
つまごいパノラマライン・北コース/右の建物は農産物集荷場
つまごいパノラマライン・北コース
つまごいパノラマライン・北コース
つまごいパノラマライン・北コース
つまごいパノラマライン・北コース
つまごいパノラマライン・北コース
つまごいパノラマライン・北コース
つまごいパノラマライン・北コース
つまごいパノラマライン・北コース/交差しているのが「万座ハイウエー」
つまごいパノラマライン・北コース
つまごいパノラマライン・北コース
今度はR144の北側、「北コース」を走る。
このコースは「南コース」とは逆に前半部は田園風景の広がる眺めの良い道が続き、途中から山岳路のワインディングへと変化していく。
「一粒で二度おいしい」コースだ。
有料のわりには路面状況の良くない「鬼押ハイウエー」や「万座ハイウエー」を走るなら、無料で路面も良く、晴れていれば眺めも良く交通量も少ない「つまごいパノラマライン」が断然お薦めである。
その「万座ハイウエー」とは途中でクロスしているが、交点ではなく立体交差になっているために相互乗り入れはできない。
この日は晴れたり曇ったりの天気であったが、快晴の日に走れば、より景色も楽しめただろう。ということで、また走り来ることを楽しみにしながら、「つまごいパノラマライン」を後にする。
楽しかった「つまごいパノラマライン・北コース」も終わり、K59・草津嬬恋線を経由して、R292・草津道路に入り南下。
長野原大津/川原湯温泉駅
セブンイレブン長野原大津店
セブンイレブン長野原大津店
JR川原湯温泉駅
JR川原湯温泉駅
R145との交点、大津のコンビニで小休止。
大津の交点からR145のバイパスに入る。このバイパスはR145の旧道とは並行している道路だが、旧道よりも路面が良く、交通量もやや少なく快適に流れている。長野草津原口までの短区間だが、旧道よりもこちらの方が走りやすい。
長野草津原口からR145の旧道に戻り、東へ走る。
このR145は何度か走っているが、渋川伊香保ICまで単調な道が続き、いつも退屈しながら走っていた記憶がある。
途中、JR川原湯温泉駅で記念撮影。
この付近は近くの八ッ場(やんば)ダムが現在建設中で、2010年にそれが完成すると、この付近一帯はダムの底に沈んでしまう予定といわれている。
この駅舎もそうなる運命なので記念に撮影しておこうと以前より思いながらも、いつも通過していた。
R145の道中では建設に従事する大型ダンプが行き交い、ペースを上げられない。
榛名湖
榛名湖
榛名湖
榛名湖
榛名湖
さらにR145を東に走り、郷原からK28・高崎榛名吾妻線に入る。
K28は裏榛名とも呼ばれる榛名山へのアクセスルートで、途中から頂上の榛名湖までは登坂車線も完備しているためにかなり走りやすい。
頂上の榛名湖に到着したは良いが雲行きは怪しく、雷鳴が届き、雨も降り出したので、記念撮影後は速攻で山を下りる。
この付近ではライダーもかなり見かけたが、レインウェアの装備はおらず、皆、ずぶ濡れにながら榛名湖から退散していく。
遠くには晴れ間も見えたので通り雨だろうぐらいにタカをくくってレインウェアを切るタイミングを逃し、結果的に山を下りるまでにずぶ濡れなる。
伊香保
ファミリーマート伊香保店
ファミリーマート伊香保店
上州物産館
上州物産館
伊香保の街に入り、コンビニで小休止。
温泉の街に来ながら急遽購入したタオルは立ち寄り湯のためではなく、ずぶ濡れになった着衣やバイクを拭くためのもの。
さらに雨に降られたのは頂上付近の榛名湖付近だけであった。
温泉街を抜け、途中のお土産屋「上州物産館」で買い物休憩。
店内には長蛇の列を作ることで有名な東池袋のラーメン店「大勝軒」の分店もあったが、ここでは閑古鳥が鳴いている状態。
ここなら列を作ることなく食せただけに空腹でなかったのが残念。
空っ風街道
空っ風街道
空っ風街道
榛名湖から伊香保を経由し、K33で渋川市内に入る。
R17との交点からR353に入る。R353からK70に入り、さらに「空っ風街道」に入る。ここを走るのは昨年5月の「赤城〜今市日帰りツーリング」以来1年ぶりだが、全線を走るのは'04年に初めて走った「猿ヶ京温泉ツーリング」の帰路以来4年ぶり。
当時は晩秋の頃であったが、新緑のこの時期も風景が見事。
「つまごいパノラマライン」に次いで、お薦めの広域農道である。
R353を下りて大間々の町に入る頃になり、再び雨が降り始める。
ワインディングが「売り」の「空っ風街道」で雨に遭遇しなかったのがせめてもの救いか。
どうやら今度は本降りになりそうな気配。途中のコンビニで小休止を兼ねて、レインウエアを着用。車載荷物にも雨対策を施す。
出発後、予想通り雨はひどくなる一方で、R50に合流する頃には陽も落ちて視界は極端に悪くなる。
せめてもの救いはR50が渋滞もなく快適に流れていたことだが、それでも雷鳴と土砂降りの中、後方確認を満足にしないまま、真横から車線変更してくるバカなクルマにも遭遇したりで、法定速度プラスαで走るのは正直、結構しんどい。
東北道
蓮田SA
蓮田SA
塩ラーメン@蓮田SA ¥620
塩ラーメン ¥620@蓮田SA
塩チャーシュー麺@蓮田SA ¥820
塩チャーシュー麺 ¥820@蓮田SA
佐野ICから東北道にのる。
渋滞こそないが高速道でも雨は降り続き、ペースは上げられない。
蓮田SAで夕食休憩。SA少し手前でようやく雨も上がり、走りやすくなる。この先、雨は降らないだろうと着ぶくれして動きにくいレインウエアを脱ぐ。
帰路を急ぐライダーを何人も見かける。話を聞けばほとんどのライダーが道中どこかで雨に遭遇したようだが、いずれも短時間のみ。我々が一番ひどい濡れ方をしたようである。
体も冷えていたので熱いラーメンがうまい。
給油はせずに食事休憩だけで出発。
浦和料金所手前で事故渋滞はあったものの、難なく通過。浦和ICで一般道に下りる。
一般道は驚くほど空いていて、浦和ICから20分、21:11、無事帰宅。

本日の走行距離:445km。
所要時間:13h31min。

Touring Data

ZEPHYRガソリン代 ¥2,816
SRXガソリン代 ¥1,905
高速代 ¥7,400
宿泊代(入湯税・飲み物代等含) ¥0
飲食代 ¥4,854
その他(おみやげ代等除) ¥399
¥17,374
嬬恋〜榛名山日帰りツーリング

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