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C O N T E N T S |
CD & BOOKS | オーストラリアは広大な土地ですが、その広さに負けては効率的な移動はできません。 旅を助けてくれる目的にあった書籍群を紹介しています。 |
和書-1 | ||||||
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恐るべき空白
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アボリジニーの国
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海外の旅シリーズ2生活体験
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オーストラリア発展に隠された悲劇をドキュメンタリー風に綴ったノンフィクション。 オーストラリアの大自然と驚異を垣間見せてくれる内容は、オーストラリアは東海岸のリゾート地のような快適な場所だけと思いこんでいる向きにお薦め。アウトバック志向派には必読の書。 本書は一度、廃刊になったが、現在では再販版が販売中。写真は左が旧版、右が再販版。 |
大陸発見以降、さまざまな形で迫害を受けてきた先住民族「アボリジニー」の知られざる実態について、著者自身が彼らのコミュニティに密着しドキュメントした書。 都市部・地方部で生活する彼らの生態を肉薄してレポートした姿には鬼気迫るものがある。豊かに発展するオーストラリアの暗部にスポットを当てた本書は、共存と自立を目指すアボリジニーに背負わされた人種差別の根元を問う一冊。 |
本シリーズは通常の観光ガイドと異なり、現地での過ごし方・生活の仕方に重点を置いた内容で、「暮らすように過ごす」をキーワードにパースとその近郊での過ごし方を平日・週末別に紹介。 オーストラリア政府観光局や西オーストラリア政府観光局が全面協力していることもあって、他の和書ガイドブックには見られない詳細な内容が特徴。 |
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ハヤカワ文庫 A6 P.370 定価¥420 採点:★★★★★ |
中央公論社刊 B7変形 P.214 定価¥520+税 採点:★★★★☆ |
(株)ヤック企画刊 A4 P.96 定価¥980+税 採点:★★★☆☆ |
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週刊地球旅行 No.22
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週刊地球旅行 No.54
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オーストラリアの
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週刊で世界各地の観光地を紹介する「地球紀行」の「オーストラリア/グレート・バリア・リーフ編」。 北はケアンズから南はゴールドコースト、メルボルンまで、各地のビーチやリゾートを詳細に紹介。地域が広く浅い分だけ初心者向けの内容だが、全ページカラーの各写真には個々に詳細なキャプションを付記し好感が持てる構成になっている。 |
左記のシリーズの「オーストラリア/エアーズロックとパース編」。 本書ではエアーズロック周辺と西オーストラリアのワイルドフラワーを中心に紹介。これもまた内容的には初心者向けだが、同シリーズの特徴として全ページカラーの各写真には個々に詳細なキャプションを付記している点は好感が持てる。 |
「エコツアー」をキーワードにオーストラリア国内で登録されている世界自然遺産を各州ごとにまとめて紹介するガイドブック。 各地の紹介は掘り下げに若干の甘さが残るが、「ロードハウ島」を取り上げている点では目新しい。ただし、「決定版!豪州エコ旅」を謳うのであれば、その土地に足を踏み入れないのが一番の「エコ」であるという矛盾にも配慮したい。作家・カメラマン等3氏の寄稿文は本書の主旨とは合致していない印象も受ける。 |
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講談社刊 A4変形 P.34 定価¥560 採点:★★★☆☆ |
講談社刊 A4変形 P.34 定価¥560 採点:★★★☆☆ |
(株)河出書房新社刊 A4 P.128 定価¥1,333+税 採点:★★★☆☆ |
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旅大陸オーストラリア
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ワインを飲みにオーストラリア
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ロンリープラネットの自由旅行ガイド
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オーストラリア全土を旅した著者が独自の視点で各地の見所をエッセイ風にまとめた旅行記。 フリーのエディター・ライターだけあって、文体も親しみやすく読みやすい。本文以外にもコラムが豊富で、ウンチクも楽しい。 ただし、参考文献を多用しているせいか、どこかで見たようなデータが多いのは残念。 |
フォト・ジャーナリストの視点からオーストラリア・ワインを紹介するエッセイ集。 切り口・紹介写真共に的確な紹介で好感が持てる。内容はどちらかというとオーストラリア・ワインに関する初心者向け入門編的要素が強い。興味深い内容だけに続編か改訂版が望まれるところ。 |
海外旅行必携のガイドブックでは定評のあるLonely Planet「オーストラリア」編の日本語版。 英語版は秀逸だけにその翻訳レベルの低さには失望。翻訳者陣に渡豪経験がないことは明白で誤訳も多く、Lonely Planet特有のコラムの面白さも半減。また、出版物としては致命的な誤植も多数見受けられ、必要以上の日本語訳表記はむしろ混乱を招きかねない。翻訳力・編集力共に限界を感じる。 |
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(株)凱風社刊 A5 P.326 定価¥1,800+税 採点:★★★☆☆ |
早川書房刊 A5 P.112 定価¥1,700+税 採点:★★☆☆☆ |
(株)メディアファクトリー刊 A5 P.1200 定価¥3,200+税 採点:★☆☆☆☆ |
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地球日和
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とっておきシドニー
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オッジー、
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オーストラリアの大自然を撮り続けているカメラマンによる大判の写真集。 なるほどかの大地の風景を見事に捉えてはいるのだが、各地でかなり待ち続けて狙ったショット集という点に違和感を感じる。偶然居合わせた旅行者では目にすることのできない風景描写という点では評価できるが、やや「造作」感のする映像は好みの分かれるところ。表紙から中身が抜け落ちてしまうという体裁の悪さは改善を望みたい。 |
シドニーを中心にオーストラリアでの衣食住を軽いタッチで紹介したエッセイ集。 執筆時点で著者は現地在住のようであるが、描き出されるシドニーの視点はあくまで旅行者のそれであり、一般的なガイドブックでも紹介されているような表層的な紹介は目新しさには欠ける。この程度の内容で「完全マニュアル」を謳うには疑問が残る。 |
商社の駐在員として現地で9年間過ごした著者が、休日に旅したオーストラリア各地を紀行文風に綴ったエッセイ集。 オーストラリア全土をほぼくまなく紹介しているが、概ね各地の名だたる観光地に終始し、現地ならではの掘り下げた視点は希薄。著者自身の性格からかやたら数字と統計による日本との対比が何度も繰り返される記述が目立ち、文体にもシロウト臭さが漂う。 |
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(株)アスペクト刊 B4変形 P.34 定価¥3,800+税 採点:★☆☆☆☆ |
(株)情報センター出版局刊 A5変形 P.235 定価¥1,300+税 採点:★☆☆☆☆ |
徳間書店刊 B6 P.286 定価¥1,500+税 採点:★☆☆☆☆ |
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